「おくのほそ道」の松尾芭蕉がこの辺りに泊まったと言われています。
そして、奥に見えるのが芭蕉が泊まったとされる東陽寺です。
ここに描かれているのは、約200年前に江戸幕府が制作した実測図「日光道中分間延絵図」(東京国立博物館蔵)にある粕壁宿。当時と現在を比較してみるのも面白いです。芭蕉と曽良。
そして、芭蕉の句「ものいえば 唇寒し 秋の風」が書かれています。
大正時代から続いている煙草店です。
古きよき時代の粋なたしなみとしての「煙草の文化」をイメージしてもらうために江戸時代の役者絵を使い、重みのある風情を表現しました。
建築業を営んでいる家です。
そこで、江戸時代の大工職人が当時の道具を使って仕事をしている風景を忠実に描写し、のどかな当時の町の生活風景を再現しました。
明治43年創業の老舗寝具店。
市川寅之介という初代が家を守り続けてくれたという意味で寅を描きました。
また、親から子へ、子から孫へと「寅の強さ」と「温かい心」を伝えていいきたいという思いを母子の絵に込めました。
本陣が近くにあったことから、本陣の門を再現しました。
隣の蝉時雨さんとつながっているので、同じ本陣のデザインで統一して一体感を持たせました。